僕の詩とか

自作の詩や日常のことなどを

台風の目と目があった日より

台風の目と目があった日より

 

台風の目と目が合ったことはないけれども
僕はいつも下を向いていたわけじゃない
歩くことがあまりにもしんどくて
歩くことがあまりにもしんどくて
歩くことがあまりにもしんどくて
しんどくて

台風の目と目が合ったわけじゃないのに
僕はいつも上を向いていることを忘れた
ちっとも歩けなくて
ちっとも歩けなくて
ちっとも歩けなくて
止まる

もうそれくらいでいいよね
僕はそう言ったけれども
歩くことをやめたくて
歩くことをやめたくて
歩くことをやめたくて
歩く

一途な気持ちが何時かの実現と成り果てるのは
求心力をさらに求めて重ねて丸めて放り投げて
台風と台風が恋をした
台風と台風が恋をした
台風と台風が恋をした
嫌われるまで恋をしてるのにいつの間にか嫌われなくなって
それでも嫌いになって凄く嫌になって嫌悪すらも嫌って
お前は何処から来たんだ
お前は何処から来たんだ
お前は何処から来たんだ
南からきたのに北へ行かないといけないのは物凄く嫌だけれども
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だとか
ふざけろなんて言葉で済むほど一切が澄んで無いのは
もうそろそろこの国も終わりだとか乞うご期待だとか
氾濫する河に沈んでいくようなむしろ沈め言葉たち